リードオルガン(reedorgan)　　　リードオルガンの販売と修理。　

　　　　　　リードオルガン(足踏み式オルガン・風琴)は、小さなベビーオルガンから、ストップ付きまで様々な形があります。
　　　　　　　　このリードオルガンが、今改めて見直されています。　新品・中古リードオルガンの販売、修理をおこなっています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　 リードオルガン協会入会ご案内
燭台・２スエル・９ストップ・三列笛　

リードオルガンの構造
リード族　　　 　　　 音源がリード						管 楽 器： 「オーボエ、クラリネット、ファゴット、バズーン」等。 鍵盤楽器： 「パイプオルガン、ハルモニューム、リードオルガン、アコーディオン、 そ の 他 　： 「 ハーモニカ」等。
種　　類
ストップ						種　　類　 ： リードオルガンは、　ストップ付きと、ストップ無し、二種類があります。 　ストップ数： 数が多くなれば「音域の巾」と「音色の変化」が可能となり、レジストレー 　　　　　　　　　 ションの変化が豊になります。		音源のリードに空気の 　 流れを止める働き。
鍵　盤						鍵 盤　数 ：一段６１鍵が主流ですが、３７鍵、４７鍵、７５鍵も過去にはありました。 　段　　　数 ：大型リードオルガンには手鍵盤が二段、　足鍵盤付きもあります。　 　タ　イ　プ　：スケールでは、　Ｃスケールと、Ｆスケールの二種類があります。		送風は、手動と電動。
構　　造
音　源						音源は、リード(「舌」状の金属)で、空気の作用によってリードを振動させて発音します。
吸風・吹風 二種類						足踏式 (空気調整) 　 １．　オルガンには、二つのペタルがあります。　左右のペタルを交互に踏むとベルトで 　　　 繋がれた 小袋が開き、大袋の空気を吸い出します。 　　　 大袋が真空(減圧)状態に向かう中で、鍵盤を押し下げると、鍵盤のバルブが開かれ、新 　　　　し い空気が「リード」に流れこみ、リードの振動音として鳴る仕組みです。 　　　 すなわち、空気を 「吸い込み」ながら発音します。　 ２．　別のリードオルガン「ハルモニューム」は、上記のオルガンに対し、小袋が無く、 　　　ペダル自体 が風袋です。　風は文字通りリードに向かって「送風(加圧)」して鳴る仕掛け 　　　です。　 空気を「吹きつけ」ながら発音します。
ストップに ついて						目　 的 リードの発音を止める装置で、音源の一部のリード列の音を停止させて、音の厚みや 　　　　　 音色に変化をつけます。 高　さ　 ８フィートのストップは、楽譜上の音譜と同じ高さです。　 　　　　　 ４フィートは、音譜の１オクターブ高い音域です。　 　　　　　 ２フィー　トは、音譜の二オクターブ高い音域です。 　　　　　その他、複音リードや、大型には１６フィートもあります。 音　色　リードオルガンの音色は、パイプオルガンのように鮮やかな音色 は出せないが、 　　　　　微細な変化を楽しみます。 レジストストップ数が多いと、音の組み合わせ(レジスト)も多様で、音色や 音域の厚みの 　　　　　　変化で豊かになります。
						�@ストップの種類　　　　 　　 実際に音が出る「実音ストップ」と、効果を出す「無音ストップ」の ２種類に分かれてい 　　 ます。　　　　　　　　　　　　 　 �A　実音ストップの注意点　　 　 　「実音ストップ」は、高音用と低音用に分かれているため、８フィートを使う時も、４フィートを使う時も、 　　 ６１鍵の音を出すには、左右「２本のストップ」を引き出います。　 　　パイプオルガンやクラシックオルガンは、ひとつのストップで６１鍵盤の音が出ます。リードオルガンを 　　ご購入の際は、１１ストップでも、実音は９つのストップが有効となります。 　　その中で無音(効果)ストップは、３つ含まれています。 �B　無音ストップ(効果音ストップ) 　　音量増大の「フォルテ」、ビプラート効果の「ボックスフムナー」、オクターブの音を出す「カプラー」など 　　が代表的です。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　７ストップリードオルガンの一例　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　実音 　ストップ ６ 　高音用 ３ 　８フィート × ２ストップ「半列笛(リード)」。　 　４フィート 「半列笛(リード)」。 　低音用 ３ 　８フィート × ２ストップ「半列笛(リード)」。 　４フィート 「半列笛(リード)」。 　効果用 １ 　フォルテ１
						◆ ストップ数とリード列　　　　　 　　　ストップ数は、鍵盤が見える状態で確認できますが、「リードの列」は内部を開かないと確認できない 　　　構造です。　　　　 　◆ 一様ではないストップと列 　　　ストップ数とリード列は、時代や製作者によって一様ではありません。 　 　楽器としてリードオルガンの値打ちは、�@リード列が最優先され、�A次にストップ数、�B効果の順になります。 　　 フィート (’) 効果ストップ スエル ストップ数  リード列 フォルテ カプラー 風車 増音 フルオルガン ０  一列 　 　８′ . １ .    二列 　８′４′       ２ 一列 　８′ . １ . ３ 一列 一列半 　８′ . １ . ４ 一列半 　８′ . １ . ５ ． 　二列 　８′ フォルテ . . １ . ７ ． 　二列 　８′４′ フォルテ . . １ . ８ ． 　二列 　８′４′ フォルテ . ボックスフムナー １ . ９ ． 二列 　８′４′ フォルテ カプラー ボックスフムナー １ フルオルガン 二列半 １１ ． 二列 　８′４′ フォルテ カプラー ボックスフムナー １ フルオルガン 二列半 ． 三列 　８′４′ 　２’(低音部) フォルテ カプラー ボックスフムナー １ フルオルガン 変則�W列 　　上記一覧表は、一般的なリードオルガンの例です。 　 　その他、例外は多くあります。　 　 　ご購入の時は、ストップ数と、リード「列」によって価格に違いがあります。 　(◆　ストップが無いオルガンは、音色の組み合わせができません。)
思 い 出						私が最初に出会った鍵盤楽器は、教会に来たヤマハのベビーオルガンでした。　 　我が家に最初に購入したリードオルガンは、ストップはありませんでしたが、複音リード　で音量も豊かで、 　長い間家族が親しんで使いました。　　　 　このリードオルガンを購入した「富士楽器」は、私が後にピアノ調律師を目指して修行　する場所となり 　 ました。　　購入した当時は、知るよしもありませんでした。 　　　　 同型でウオールナット系．．

	過去の修理・調律・ご購入者一部 出 張　 リードオルガンの調律や、簡単な修理は、ご訪問いたします。　　　　　　 預かり 　リードオルガンの「空気袋の貼り替え」など、大修理はお預かりします。
詳細はこちらへ	デルマルコ リードオルガン	デルマルコ リードオルガン
別コーナー  大型 リードオルガン フルスケール  英国製リードオルガン  小型リードオルガン 移動用(二つ折り) ↑画像をクリック 　　　　　この箱の謎は? 　　画像をクリックしてください。 　 　 　　　詳細は画像を 　　　クリックしてください。

リンク	日本リードオルガン協会　 　　　　　　　 設立 ： １９９６ 年 ８月１０ 日 　　　　　　　 会員 ： 約３００名 　　　　　　　 活動 ： りードオルガンの啓蒙活動を しています。　 　　　　　　　　　詳細は、上記のＨＰをご覧下さい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トップへ↑